しまたくブログ

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エンジニアに必要な素養の話(2020卒のアンケートを見て)

news.mynavi.jp
上記の記事を見て思ったことをつらつらと書こうかなと思っています。
時間がない人は「まとめ」部分だけ見ればおk!

気になった部分引用

この記事の中で一番気になったのは、

AI・IT関連の職種を志望する学生に、志望する上で困難に感じることを尋ねたところ、「どの程度プログラミングスキルを求められるのかわからない」という回答が61.1%と最も高かった。次いで『選考で見られているポイントがわからない(25.5%)』、『AI・IT関連の職種で必要とされる能力がわからない(24.4%)』と回答する割合も高くなっている。

と言う部分ですね。
僕自身はまだ業界3年目ですが、今まで多くのエンジニアと関わってきているので僕の思うエンジニアの素養を書いていきます。

素養の話

エンジニアに向いている性格だったり素養みたいなものはやっぱり存在すると思います。
理系・文系だとか、技術的にプログラムを書ける書けないみたいな部分はそのうちどうとでもなると思うので、一番性格とか考え方みたいな部分がマッチしてるかどうかと言うのは大事だと思います。

  1. 物事の原因推定能力

そもそも、エンジニアにはよく分からないエラーが付き物です。

自分が作ったものだったり、誰かが作ったものを保守するにしろ、間違いなくエラーは発生します。
原因を特定するプロセスとして「Try&Errorの繰り返し」で絞り込んでいきます。
「Aでもないし、Bでもないのか…ということは、かなり絞り込めたぞ!」という考え方が重要です。
 

  1. 本来の意味での"コミュ力"

IT企業の人事でもこの部分を勘違いしている人が多い気がしていますが、これは就活の際に求められるコミュ力とはベクトルが違う能力だと思います。世間一般でコミュ障と言われがちな(よく考えているような)人のほうがエンジニアに向いている気がします。

ここで言う"コミュ力"とは、物事をしっかりと考え、それを適切に上司等の他人にコミュニケーションロスなく伝える能力を指しています。

例えば、
質問する際にも投げっぱなしの「分からないです」っていうのは質問された側も答えにくいので、できることなら、「エラーログを見て自分ではここが怪しいと思ってて、調査した結果○○まで分かりましたが、これ以上分かりません」みたいな感じが望ましいですね。

実を言えば「自分が何がわからないのかが、全くわからない」状態とかも普通にあるのでその時はその時ということで…笑

まとめ

就活のタイミングでプログラミングのスキルとか一切関係ないです。
向いてる項目に当てはまるかもと思った人は是非エンジニアになってみてはいかがでしょうか?
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しまたく (@shimataku0623) | Twitter

  • エンジニアに向いてる人

1. 普段の生活での原因を考える際に「Aでもないし、Bでもないのか…ということは、かなり絞り込めたぞ!」という考え方ができる人。

2. 普段から、自分の考えと自分の理解を相手に正確に伝えられる人。相手が自分の発言を理解できてないと分かったら、イライラせずにしっかり簡単な言葉で説明し直せる人。

  • エンジニアに向いてない人

1. 普段の生活での原因を考える際に「AでもないしBでもない…何度も失敗した…もうダメなんだ」と考えてしまう人。

2. 普段から、自分の言ってることを相手が理解できなかったりするとイライラしてしまう人。